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老眼の悩みもレーシックにお任せブログ:14年07月25日


一年位前のこと、
おいらの母は背骨の手術をしました。

脊椎管狭さく症という病名でした。
背骨の中の複雑な部分を広げる
繊細な手術だったのだと思います。

心配性の母は何度も手術の方法を疑って、
しつこく確認したり、
無理な注文をしたりしていました。

手術の時、
父とおいらは、家族控え室で待っていましたが、
なかなか手術は終わりませんでした。

予定時刻を一時間以上過ぎた頃、連絡が来て、
廊下に出ると、手術を担当された主治医の先生が
母のベッドを押して来られたのです。

おそらく、
つい今しがたまで手術に従事されていたその手で、
重いベッドを押してくださっているのです。

病室に戻った母を看護士さんに託すと、
すぐ父とおいらを呼んでくださり、
手術内容を話してくださいました。

当初予定していなかったけれど、
母も望んでいた顕微鏡を取り入れての手術にしたので、
時間がかかったことなどを、
わかり易く説明してくださいました。

再び病室に戻ると、
だんだん麻酔が取れてきた母に、
確かな物腰で診察をされながらも…

「恐いことは何も起きてませんからね」
とやさしい声をかけてくださっていました。
母は、手術前、ずっと不安を訴えていたのでしょう。

あんな母の態度では、
困らせるだけなのではないかと心配していた私でしたが、
主治医の先生は、母の不安を受け止め、
母の希望を最大限かなえてくださったのですね。

難しい手術を3時間も続けたすぐ後に、
患者や家族への対応と気持ちのケアまでされている…
繊細な手術に使われたであろう手を、
ベッドを運ぶのに使われ、やさしく体に触れることに使われている…
そんな姿がおいらはとても美しいと思いました。

そして、深く感謝しました。

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